メガネフレームの名称と流行を探ってみます

山梨で創業119周年メガネ・補聴器のセイビドー

流行は巡りその世代ごとの代表的存在と

価値を生み出します

メガネフレーム、サングラスも

時代ごとに流行がありました

30’S　　ラウンド

丸メガネって呼んでます

メガネの元祖形って言うか

この形しか作れなかった

今では、個性派メガネとして永く

愛用している人も多くメガネ好き、

メガネ通の方が多く好まれます

店でも常に置いていて

そんな、メガネ好きの方へ

ご提案しています

40’S　　ティアドロップ

昔、西部警察の大門刑事が金縁で

愛用していたと言えば、年齢がバレルかな

当初、レイバンではかなりの、人気で

購入された方も多いと思います

パイロットサングラスとも呼ばれて

米軍パイロットになった気分が懐かしいです

今でも、多少形は変化しましたが

レイバンの定番モデルになっています

ディアドロップ　=　涙のしずく

レンズの形がそのように見えることから

その名称で呼ばれています

50’S　　　　ウェリントン

　

デカセル黒、デミ柄、

流行っています

ウェリントン名称の由来は

はっきりしていません

ニュージーランド都市説

ウェリントンブーツ説･･･

フレームの形が

逆台形のタイプを言います

上リムの長さが下リムの長さより長く

サイドのテンプルがレンズ上部より

出ているデザインです

60’S　　　サーモント

眉毛があるように見えるデザインフレーム

眉の薄い将校であったモント氏

眼鏡メーカー　アメリカンオプチカルのデーラーに

威厳ある風格の持てるフレーム開発を依頼し、

作られたデザイン

コンビ、ブローなんて呼んでいます

サーモントって呼べるフレームは

アメリカンオプチカルで作られた物を言います

ただ･･AOでは現在製造されていません

AOの権利を持っている日本の眼鏡メーカーが

復活させたモデルのみサーモントって呼べるんです

名称はモント氏に敬意を込め

Sir　Mont　サー!!モント　（モント将校）と

名付けられたそうです

TVでブロータイプかけている

俳優さん最近良く見かけます

目元印象UP、眉力不足している方へは

オススメのデザインです

70’S　　　ビッグサングラス

見ての通り大きいサングラス

セル生地、オプチル

種類は様々です

70年代のレトロ調デザインは

今では新鮮な印象を受けます

ビッグサングラス、デカセルは

小顔効果大!!

今夏も流行りそうです

レンズカラーはグラデーションにすると

あつぼったい雰囲気を和らげる効果があるので

参考にして下さい

80’S　　　ボストン

アメリカのボストンで流行り名称へ

丸みを帯びた上下に長い楕円形は

知的で優しい印象です

天地が比較的ある為、累進も安心です

サイズ小さ目でデミ柄が流行

飽きのこないデザインと

少し、個性的な雰囲気は周囲に

穏やかな雰囲気を与えてくれます

90’S　　スクエア

今、一番見る型ではないでしょうか

四角いタイプのセル、メタル･･

シャープな印象を与え、ビジネス、アフター等

場面を選ばず使えるのが嬉しい

男女共に人気です

私のメガネコレクション

ほとんどがスクエアです

最近ですね

ボストン、ラウンドに興味が出てきたのは

年齢重ねると丸みが恋しくなるのか・・

2000　　ツーポイント

フチなしって言えば分かりやすいかな

メガネの存在感が無く

自然にかけられて画期的なデザインです

当初はフチなし（ツーポイント）

結構人気でした

片面に二つ穴を開けてレンズ、テンプルを

とめることからツーポ

一つ穴のデザインも出たりして

ワンポなんて呼んだ事もありました

いずれにしてもメガネの存在感を限りなく

少なくしたデザインで取り扱いに

注意しないといけません

他のフレームと比べると

ネジが緩みやすく、テンプル幅が広がりやすい

結構手入れをこまめにしないといけない

手のかかる奴ですが･･

シーンによっては必需品

私も知的に演出する時はツーポイントで

勝負しています

付録

レイバンクラブマスター　個人的に好きです

先程のサーモントと同じような印象受けます

マルコムXでもお馴染み

クラブマスターで

遊び心＋ダンディ＋クラシカルスーツで

パーフェクトな知性の象徴が私の目指す

メガネ道です

フレームメーカから頂いた情報誌より

抜粋してお届けしました

それでは次回まで･･　　{p